浪人の末、某大学へ入学しました。
入学してみると、一気に世界が広がりました。野球と勉強しかしていなかった小坊主が、急に自分でお金を稼げるし自由に使えちゃうし、遊びも覚えちゃうし、お酒とかも飲んじゃうし。つまりチャラチャラしちゃいますし。
まず入学式で初めてのスーツに浮かれました。それだけで大人みたいでカッコいいかなとか思っていました。
髪を染めてピアスもあけました。ええ、量産型です。
サークルは野球サークルに入りました。皆で海行ったり、スノボ行ったり、テーマパーク行ったり、飲み行ったり。バカな会話ばかりでとても楽しめました。
高校から付き合っていた彼女と別れてからは合コンにいきまくりました。クラブで女性と話しまくりました。歳上のお姉さま方に可愛がられることにはまりまくりました。
今は全くいかなくなりましたが、色んな箇所のスロットに毎日入り浸ってました。エヴァが大好きでした。期待値計算して大幅プラスの収支にしてたことが当時のしょうもない自慢でした。
この時麻雀を覚えましたが、今でもこの世で一番面白いゲームだと思っています。もう頭おかしくなるくらい寝ずにやってました。深夜ノリ最高ですよね。
ダーツもハマりました。一人で朝まで漫画喫茶でずっとオンライン対戦してました。アマチュアでは相当うまい方だったかと思います。
バイトはたくさん経験しましたが、飲食店が一番長かったです。バイトは真剣にやりながらも、終了後にボーリングいったり、カラオケ行ったり、朝からバイトなのに風呂入れるギリギリまでファミレスでずっと話していました。元気ですね。そしてよく見る羨ましい光景ですね。
とにかく遊びとバイトばかりしてました。この頃は普通の人になれたと思って、流されるがまま・楽しいがままに大学生活を謳歌していました。例に漏れず人生の夏休みだと思いこんでいたからです。
今考えると、大学生の本分は学びであって、借金をしてでも、学びにフルベットすべきだったのでしょう。興味のあることに研究に研究を重ね、アウトプットしてポジションをとったり、それこそ学生起業とかだってしても良かったでしょう。若さは価値だし、圧倒的にハードルが低いからです。就職が楽になるとかそんなんは一切関係なく。
でも、実際は後悔はしていません。多分もう一度人生をやり直してもああなっていただろうと思いますし、うまく言葉が見つかりませんが、この時の軽さがあったから今地に足がついていると思えるからです。
たぶんそこでそのような文化に感化されてこのころに意識が高かったとしても、お金を一時的に稼いでいたとしても、絶対にフワフワした実力のない人間になっていたと思うからです。
講義は浪人時代の蓄えがあったおかげで、大体理解できていました。一夜漬けの習慣が戻ってきて、クラスの友人とガストに集まって過去問集めて夜中に死ぬ気で解きまくり、覚えまくっていました。とても楽しかったし、懐かしい思い出です。
嗚呼ちょっと戻りたくなってきた。。。
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