エネルギー管理士とは、事業所のエネルギー使用量に準じて、決められた人数の資格保有者を配置しなければなりません。例えばすっごいエネルギー量を使う工場では4人必要、とか。
注:うろ覚えな箇所もありますので、正確な情報としては捉えず、ただの資格試験勉強経験談としてお楽しみください。
このように資格の直接的なうれしさは現場(フロント)側としてな部分が多いと思います。用されたり、昇格につながる点にあると思います。事業所にとって外しづらい人材になりますし、昇格につながる場合もありますし、会社によっては金額的手当があることもあります。
ただ、僕はそういったうれしさは副次的なものだと思っています。本質はエネルギーとは何ぞという基本を、総合的に学べることです。基本を学べば、今のエネルギー問題のポイントがほぼわかります。車とか発電所とかの原理・システムイメージがわかりますし、有機的に知識が繋がり、そして何かを生み出す企画や設計・改善につながるのが本当のうれしさだと思います。
総じて意外に難しい(正確に言うと覚えなければならない事項が非常に多い)国家資格に位置づけられるのかなと思います。
試験でなくても短期合宿でみたいのがありますが、個人的にはあんまり、、な気はしています。しっかりと自分でやりこまないと、身につかないと思っているからです。
エネ管の試験は4つの科目に分かれています。「Ⅰエネルギー総合管理及び法規」「Ⅱ熱と流体の流れの基礎」「Ⅲ燃料と燃焼」「Ⅳ熱利用設備及びその管理」となります。年に1回試験は開催され、科目別合格が可能です。3年以内なら科目別合格実績が引き継がれる形だったっと思います。
前評判的にもⅡがぶっちぎりで難しく時間もかかるし、他科目の基礎となりうるとのことでしたので、1年目はⅡの合格を必須目標として勉強を開始しました。
カフェや家で過去問を解きまくりました。理解が難しいところもありましたが、参考書を徹底的に読み込むことで理解することが可能です。
学生時代の勉強と違ったのは、より実際に使われる計測器や設備に直結するような計算が多い点かと思います。計算自体は難しくないけど、しっかりと理解していないと、応用が出たときに回答ができないようになっています。
特に熱サイクルの章は、実際の設備や乗り物などと紐づいていることがよくわかります。GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル)とか高効率な発電方法で有名ですが、理論的にだけ見ると、そんなに難しいものではなく昔から思いつくことが可能な方式の組み合わせだと気づくことができます。勉強と現実の技術がしっかりと繋がっていました。
次回へ続きます。
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